蠍座と猫

読むこと、聴くこと、観ること、書くことが好きな蠍座のあれこれ

2023年11月9〜12日 もののけはどこかで泣いている

1日1記事のつもりだったが、9日にメンタルがダウンしてしまい、4日まとめたものを書く。

 

«11月9日»

契約社員として働いているが、正社員さんが起こしたトラブルやミスの後処理を押しつけられストレスが溜まっていたところに、もう20年も働いている先輩から「やり方がわからないからやっといて」と、(先日出来てたのでそんな訳がない)仕事を押しつけられ、課長に助けを求めるも「できる人がやった方が早いんだから、早く終わらせちゃえば? 」と、無碍にされメンタルがダウン。勤務は無事終えたが、生活はできなくなる。

 

〜当日の日記より〜

真面目にしか生きれない。都合よく使われ、便利屋扱いされ、粗末に扱われ、不満を表すと圧力を掛けられる。

 

 

«11月10日»

4時就寝、6時起床。気分は落ち込んだままだし、遅番で仕事に行くと昨日の件での陰口がすでに蔓延した状況(課長に報告=チクったことが気に食わないそう)。

自分だけが悪い、私は不用品なのだから皆様の言うとおりに働かなければいけないとうつ気味の歪んだ思考を抱えながらも、黙々と働く。

お昼後、事情を知っている別の先輩から「なんでもかんでもあなたに都合よく押しつける周りが悪いけど、過剰に反応しちゃ駄目だよ我慢して当たり前よ」と言われてからの午後の記憶はない。頭が焼ける? ような感覚がしたあとは、完全に思考も停止していた。

帰宅後は食欲もなく、9日の夜もそうだったが、You Tubeショート、パズルゲームアプリ、音楽を垂れ流すをループ。5時になってようやく眠りにつけそうな頃、先輩から言われた言葉が蘇り、「最近過剰に反応してしまうのは何故? アダルトチルドレン?」と書き殴り寝落ち。

 

 

«11月11日»

8時起床。休日だが美容院の予約を入れており、先月急遽のシフト変更を受け入れたので、2回すでにキャンセルをしているため3回はあってはならない、と判断出来るくらいには回復していたのでシャワーを浴びる。目が覚め、紅茶を飲みながら今朝のメモを見ていると、ACから脱するための治療やケアってそういえばしたことがなかったな、トラウマについて話したこと1回もないな、とふと気づき愕然とする。

①高校生の頃に不眠治療②20歳自殺未遂③5年前、ブラック企業にて過労で倒れる、と過去に3回メンタルクリニックには通っているが、その都度現状の問題、症状しか伝えなかったし、聞かれなかったから1度も話したことがない。

が、特に②に関しては、父親の気分によって暴力で支配され、母親からも「何も取り柄がない、お前の選択は常に間違い、言うとおりにしろ」とコントロールされて育ち、私には助けを求める人間がいないと見抜いた母の知人にトラウマを植え付けられたことが根本だったのに、抑うつや不眠から衝動に駆られてと症状しか話したことなかった。今思うとなんで? と思うが、それだけ思考が停止してた、自分と過去から逃げてた。

自分がACかもしれないと自覚したのは、穏便に過ごすための「いい子ちゃん」の仮面が外れてきた8年前くらいだったが、仮面の下にいたのは子供の私ではなく、モンスターだったことが辛くて、考えを封印してしまい5年前の時にも相談せず……

 

とりあえず気づいたことをまとめ、AC関連の記事をブックマークだけし、美容院へ。2回のキャンセルが申し訳なく、いつもはカットだけだが、頭皮ケアを追加していたのでやってもらったら、大変気持ち良くて2日間の睡眠不足が押し寄せ、帰宅後は泥のように眠れた。

 

«11月12日»

起床後、昨日保存していた記事を読み漁る。カウンセリング治療が主体のようだが、いかんせん経済力に余力はない。

けれど今の御時世、電話カウンセリングの他にZOOMもあるのでそちらを視野にいれつつ、もうちょっと自分の問題点を言語化出来るようになったら検討したい。奇しくも、今週親に呼び出されているのでそちらの結果次第でもあるし。

たった1日諸々が重なっただけで爆発することが今後ないように心を安定させるほうが先だなと思い、食生活、ストレスケア、睡眠時間優先のスケジュールをやんわり決める。

人の2倍はおこがましいけれど、でも不用品だから1.5倍は働かなければいけないとどうしても考えてしまうので、今の3割くらいの力で働くことを理想とする。そのために転職したのだし。急には無理だろうけれど、少しずつ少しずつ。

 

たった4日でここまで回復出来たのは愛猫のピース(4歳♂)のおかげ。モーニング娘。さんの『ザ☆ピース』から名前をいただいたためか「好きな人が優しかった 感動する出来事が増えました」を体現している猫で、普段は自分のベッドかキャットタワーにいるのに、私が横たわっている時間ずっと寄り添ってくれた。これは風邪の時とかもそうで本当に優しい子に出会えた。たくさん力もらえて、たくさん気づけたここからがスタートだと思うので、無理せず変わっていきたい。